疲労回復もできる！「新玉ねぎ」の素晴らしい健康効果まとめ

今が旬の新玉ねぎ。最近スーパーでよく見かけるようになりましたよね。春しか食べられない新玉ねぎには、驚くべき美容・健康効果があるのをご存知でしょうか。

今回は、新玉ねぎのパワーと、栄養を逃がさずにおいしくいただく方法をご紹介したいと思います。

■新玉ねぎに隠されたパワーとは

そもそも、新玉ねぎとはどんな玉ねぎのことでしょうか。新玉ねぎは、秋に種まきをし初夏に収穫する玉ねぎを、春に早く収穫したもののこと。主に、愛知、兵庫、香川、佐賀などで作られます。皮が薄くて水分量が多く、辛みが少ないのが特徴です。

新玉ねぎは、普通の玉ねぎと同様に、ビタミンB1、B2、C、カルシウム、鉄などを含んでいます。ビタミンB1 、B2、Cは美肌にとって欠かせない栄養素ですし、カルシウムや鉄は女性がとくに不足しがちです。

さらに、玉ねぎには“硫化アリル”という成分が含まれていますが、熱に弱く加熱すると失われてしまう繊細なもの。硫化アリルは、辛みが少なく生で食べられる新玉ねぎで効率よく摂るのがおすすめです。

硫化アリルには、ビタミンB1の吸収を促進する効果があります。ビタミンB1をきちんと摂取し吸収が高めることができれば、新陳代謝をよくしたり、疲れを取ったり、イライラを抑える効果が期待できるので、美肌やダイエットの基盤を作ることができます。

また、硫化アリルには血液をサラサラにする作用や血中の脂質を減らす作用もあるので、動脈硬化や高血圧、糖尿病などの生活習慣病予防にもなります。

■新玉ねぎの活用法3つ

では、新玉ねぎを加熱せずにおいしくいただく方法をご紹介しましょう。

（1）スライスするだけ

スライスした新玉ねぎに、かつお節をかけポン酢をかければ、とっても簡単に1品できちゃいます。

（2）タコと新玉ねぎの和え物

タコを一口大に切り、スライスした生の新玉ねぎと合わせ、酢で和えます。塩・コショウで味を調えて完成です。

（3）新玉ねぎのドレッシング

新玉ねぎをみじん切りにしたものに、オリーブオイル、酢、しょうゆ、砂糖を加えます。オリーブオイルと酢、しょうゆの割合は、1対1対1です。砂糖は好みの量を加えてください。新玉ねぎはサラダに最適ですが、サラダにかけるドレッシングとしても活用できますよ。

新玉ねぎには、うれしい美容・健康効果があることをお伝えしました。フライパンや鍋を使わず簡単に1品できるので、ぜひ献立に活用してくださいね。