あなたの健康はお金で買えますか・・・? 夜用ナプキンでも漏れる人は要注意!約30%の女性が気づいていない過多月経とは?
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夜用ナプキンでも漏れる人は要注意!約30%の女性が気づいていない過多月経とは?

生理(月経)のこと自体を、人に話したりすることは少ないでしょうし、他の人と比べることは、あまりないかもしれません。

し過多月経だったとしても、「多分ほかの人もこうなのだろう」という思い込みと、「数日我慢すれば・・・」という気持ちなどで、婦人科受診をする気持ちになっていない人が多いのが現状です。

実際に、過多月経の症状があっても婦人科受診している人はわずか15%、ほとんどの人は「自分の経血量は多くない」「病院にいくほどでもない」と思っています。

また、実態調査では、外出や仕事に支障や制限があるなどの過多月経症状があるにも関わらず、一般女性の約4割は、自分の経血量が多いのかどうかわらない、正常範囲だと思う、と答えています。

自分自身の生理の状態が異常かどうかを見逃さないためにも、正常な状態を知っておきましょう。

◆生理(月経)の正常な経血ってどんなの?

生理(月経)の正常な経血は、ケガをした時に出血する鮮赤色の血液ではなく、少し暗赤色で粘り気があり、小さいかたまりが出ることもあります。

通常、ケガをした時などは、血液中に含まれているフィブリンというタンパク質の働きで、血液を固めます。

しかし、子宮内膜からは、フィブリンを壊してしまう、プラスミンというタンパク質溶解酵素が分泌されていて、血液は固まる事なく月経血として流れ出ます。

プラスミンの量が少なかったり、子宮内膜がたくさんあったりした場合は、プラスミンの働きが弱まり、レバー状のドロっとしたかたまりが出てきます。
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◆正常な生理(月経)とは?

正常月経の範囲は、次の通りで、この範囲を超えると異常が疑われます。

・月経周期:25~38日
・出血持続日数:3~7日
・経血量:20~140ml
・月経随伴症状:日常生活に支障のない軽度なもの

生理の量(経血量)、期間は、年代や個人によって差があり、正常範囲にも幅があります。また、実際の量を図ることは難しいですから、次のようなチェックを参考にしてください。

□ レバーのような血のかたまりが、コブシ大くらい出ることがある
□ 昼も夜用のナプキンでないと間に合わない
□ 昼用のナプキンで、1時間持たない
□ 夜寝るときには、夜用のナプキンでも1枚では足りない

◆生理(月経)が正常ではないとき
上のチェックが当てはまるときや、まるでトイレが「血の海」のような経血量の場合は、婦人科へ受診しましょう。過多月経という言葉は何となく知っていても、一般女性の30%程度は、実際に過多月経の人でもピンときていないのが実情です。

月経のさい、子宮内膜がはがれて、傷ができますが、出血している血液を止めるには、子宮の筋肉がギュッと収縮する必要があります。しかし、子宮内膜が厚かったり、子宮の内側にできものができたりしていると、出血は止まりません。

経血量が多くて、生理が8日以上続くときには、子宮筋腫や、子宮内膜症、子宮腺筋症など、子宮の病気が隠れている可能性があります。

◆画期的なIUS(IntrauterineContraceptiveSystem)

月経血量を減らしたり、月経痛を緩和させる画期的な治療法に、子宮内システムIUSがあります。これは、子宮内に器具を入れて黄体ホルモンを持続的に放出させるシステムです。

黄体ホルモンには、子宮内膜の増殖を抑える働きがあり、子宮内膜が薄い状態となるので、月経血量減少や月経痛緩和の効果が得られます。一度装着すると5年間効果が持続します。子宮だけに作用するので、自分の周期で月経がきます。

装着当初は2週間ほど下腹部痛や、1~2か月ほどは少量の出血が続きますが、3か月後には月経血量は10分の1になり、生理痛もほとんどなくなり、快適な日常生活が営めるでしょう。2014年からは保険適用になりました。
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◆生理(月経)は健康のバロメーター

女性の身体の中心ともいえる子宮は、ふだん見たり触れたりすることはできないだけに、周期的にくる生理(月経)こそが、女性としての健康のバロメーターになっています。

きちんと自分の生理(月経)の状態を把握しておきましょう。

◆監修者プロフィール:太田郁子先生
倉敷平成病院婦人科医長 医学博士
日本子宮内膜症啓発会議実行委員
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