お風呂のカビを防ぐには? 梅雨シーズンの“お風呂掃除”のコツ&アイテムを紹介
もうすぐ梅雨。ジメジメする季節は、カビの発生が気になるという方も多いのではないでしょうか? 特にこの時期のお掃除で気になるのが、湿気の多いお風呂。そこで今回は、スリーエムジャパンのブランド「スコッチ・ブライト」や「コマンド」の商品を使用した、“梅雨のお風呂掃除のコツ”をご紹介します。
■掃除する場所に合ったアイテムを使用
今回アイデアを紹介してくれるのは、スポンジ博士ことジャパン株式会社の原井敬氏。キッチンやお風呂掃除スポンジなど8000以上のスポンジを試し、掃除する場所やものに適したスポンジの提案や、スポンジの正しい使い方・保管方法の研究をしているそうです。
浴室内の掃除に活躍するアイテムとして原さんがおすすめするのは、スリーエムジャパン「スコッチ・ブライト」の「バスシャイン」シリーズ。高いところ、すきまや目地など、掃除する場所に合ったスポンジやブラシをラインナップしています。
■汚れがたまりやすい天井や排水口の掃除方法
ここからは、「バスシャイン」シリーズを使用した場所別の掃除方法をご紹介。まずは梅雨時期に特に念入りにカビ対策したい、天井などの高い場所や、汚れがたまりやすい排水口の掃除をみていきましょう。
【高いところは長い柄のスポンジで掃除】
天井や壁の上部は、手が届きにくく普段掃除しにくい場所ですが、ここに汚れが残っているとカビの原因に。踏み台を使わなくても掃除ができる、ロングタイプのスポンジやブラシを使えば、ラクにお掃除ができるといいます。
【ドアレールにはハンディブラシが便利】
またドアレールは、ほこりや汚れが入り込んでカビの原因となりやすい部分。ハンディブラシを使って丁寧に掃除しましょう。ブラシなら、スポンジでは届きにくいレールの汚れにもしっかりとアプローチしてくれるそうです。
【排水口はすきまブラシでヌメリを除去】
続いてヌメリやカビが発生しやすい排水口は、すきまブラシを使ってお掃除。柄付きのブラシは、ヌメリに直接触らず汚れをかき取れるのがうれしいポイントです。
【床の目地に汚れをためない】
さらに凹凸に汚れがたまりやすい床の目地には、コンパクトブラシがおすすめ。握りやすく力を入れやすいグリップなので、範囲が広い床掃除もラクに行うことができるそうです。
■入浴後の水切りで湿気をためない
カビが繁殖する条件は、湿度・温度・カビの原因となる汚れの3つ。特に湿度を低くするためには、浴室内になるべく水滴を残さないことが大切です。
そこでお風呂掃除の仕上げや毎日の入浴後の習慣としておすすめなのが、スキージーでの水切り。拭きとり掃除もよいですが、スキージーを使うと簡単・キレイに水切りができるといいます。
■入浴ついでのお掃除を習慣に
また、普段から気づいたときにちょこちょこお掃除していれば、汚れがたまりにくくなります。“入浴ついでのお掃除“を新習慣にしてみてはいかがでしょうか?
【蛇口まわりの水あか対策】
蛇口まわりやシャワーヘッドは、入浴中にも汚れが目につきやすいところ。コンパクトでお手軽に使えるお掃除アイテムがあれば、お風呂に入った際に気になる部分をすぐお掃除できて便利です。「バス用パワフルパッド」は、洗剤なしで水あか・石けんカスをすっきり落とせるのが魅力といえます。
【鏡の水あかには専用クリーナーを】
ついでの掃除で落としにくい鏡の水あかには、鏡専用クリーナーを使いましょう。クリーナーで磨いたら、スキージーやクロスで拭いて乾燥させるのを忘れずに。乾燥を怠ると水あかがまた付着しやすくなるので注意しましょう。
■お掃除アイテムは浮かせて収納
お風呂掃除アイテムや風呂桶などは、床やラックに置かずに“浮かせる収納”がおすすめ。そこで活躍してくれるのが、浴室用の「コマンドフック」です。
お掃除グッズをフックにかけておけば、使いたいときにサッと使えて、使い終わった後も水切れがよいのでカビ対策になります。
梅雨時期のお風呂掃除は、ポイントと掃除アイテムをおさえてすっきり。本格的なジメジメの季節がやってくる前に、湿気やカビ対策の習慣をはじめてみてはいかがでしょうか?