あなたの健康はお金で買えますか・・・? “健康オタク”は早死?中高年は体を動かそう  
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“健康オタク”は早死?中高年は体を動かそう  

定年後の生活を快適に過ごせるかどうかは、経済的な問題もさることながら、健康も重要なポイントだ。体

力づくりはまさに自己責任。お金があるから病気になっても立派な病院に入れますよということではなく、病院へ行かずにすむ身体づくりの方が大事であることはいうまでもない。

 しかし、ちょっと気になるデータがある。健康に関心のない人より気を使っている人の方が検査数値が悪いというのだ。

フィンランド労働衛生研究所が調べた結果わかったことで、国際医療福祉大学大学院教授の和田秀樹氏が『「現役年齢」をのばす技術』(PHP新書)に書いている。

 1200人の被験者を600人ずつ、砂糖や塩分を控えタバコやアルコールを制限したグループと、特別な指示がなく気ままに生活したグループの二つに分けて15年後に健康調査を行ったら、後者の方が検査数値が軒並みよかったというもの。

早い話が「健康オタク」の方が早死にする傾向があるというデータだ。これを「フィンランド症候群」という。

 病的な肥満は問題だが、無理なダイエット、過度の節制はそのことがストレスになり、健康に悪影響を及ぼし、かえって老化を早める。定年後もフリーで仕事をしている元編集者のS氏が言う。

 「疲れたら休むというのは当たり前ですが、私は逆に体を動かすようにしています。そうすると多少の疲れは吹っ飛んでしまう。若さを保てるかどうかは、そこで差ができちゃう。

自分に欲があって好きなことをやってるうちは、そう簡単に倒れませんよ。人から言われたことを嫌々やってるから過労死するんです」

 体を動かさないと怖いのが生活不活発病(廃用症候群)。動きたくない、動かない、動けなくなるという悪循環となり、体のあらゆる機能が低下する。何もしないでゴロゴロするより、体を動かしたほうが血流がよくなり疲れはとれる。

 抗加齢の話は前回でもお伝えしたが、仕事はほどほどにして、好きなことに没頭する時間をつくること。自分の好きなことに熱中しているときは疲れを感じない。

あまり健康のことに神経質になるのも問題だが、まったく関心がないのも困りもの。暴飲暴食をしたあげくの太りすぎはよくないに決まっている。

 ただし仕事が忙しいからといって、休日にどーんとまとめて運動しても効果はない。逆に故障の原因をつくる。中高年の運動は、1回の量を少なくし回数を行う「少量頻回」が原則。忙しくて30分程度のウオーキングも難しかったら、

1回10分程度にして仕事の合間に会社の周囲を3回歩くとか、秘書や部下任せにしていたコピー取りなどの雑用も自分で行う。とにかくこまめに体を動かすことだ。

 ■大宮知信(おおみや・とものぶ) ノンフィクション・ライター。1948年、茨城県出身。中学卒業後、東京下町のネジ販売会社に集団就職。その後、調理師見習い、ギター流し、週刊誌編集者など20数回の転職を繰り返し、現在に至る。政治、教育、移民、社会問題など幅広い分野を執筆。近著に『部長が中国から来たらどうしよう』(徳間書店)。
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