あなたの健康はお金で買えますか・・・? カラダを知るなら血液が一番!
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カラダを知るなら血液が一番!

「カラダ資本論」では、これまで11回にわたってカラダの様々なパーツを取り上げ、専門医の先生にお話を聞いてきました。

そのなかで、どの先生も共通して言っていたのが、各パーツの健康のために「血管損傷を防ぐこと」「血流を良くすること」の大切さ。

肝臓や胃などの消化器、心臓などの循環器はもちろん、声帯や耳、男性器、皮膚などでも“健康な血液”が大切だとのことでした(詳しくは、過去の記事を読んでくださいね)。

と教わったものの、正直そこまで血液が大切だという認識はなかったのですが、血液の何がそこまで重要なのでしょうか? 

臨床血液学を専門とする東京医科歯科大学の奈良信雄教授に、知っていそうで意外と知らない血液の大切な役割について教えてもらいました。

「血液は全身に行きわたり、カラダの隅々まで大切なモノを運んでいます。

運搬しているのは、タンパク質や糖質、脂質といった栄養素、酸素、ホルモン、免疫細胞、電解質など。これらの物質を運びつつ、老廃物を除去する役割も担っています。

また、血液の大切な役割のひとつに、体温を保つことがあります。体内物質の代謝には37℃くらいがベストだといわれているのですが、この温度に保つには、流体である血液が最適なのです」

血液は約55%が水(液性成分)で、それ以外の45%が赤血球(酸素を運ぶ)や白血球(自己防衛を行う)、血小板(血管が損傷したときに出血を食い止める)の血液細胞。

これら重要な物質をたくさん含む血液だから、カラダの様々な部分の病気発見にも役立つのです。「例えば肝臓の場合、エコー検査などをすれば肝臓の異常を見つけることはできます。

しかし、肝臓が正常に働いているかどうか、定量化してチェックすることは困難です。その点、血液ならば、肝臓の中に多く含まれる酵素(物質を作ったり、解毒したりする働きをする)の量を調べることで、肝機能を調べることができます。

肝臓に異常があると、この酵素が血中にあふれ出てしまい、数値としてあらわれるからです。他にも、生活習慣病や腎臓病、膠原病など、血液検査によって分かる病気はたくさんあります」

もちろん、血液検査が万能なわけではなく、血液のガンといわれる白血病などを除くほとんどのガン、認知症、神経疾患などは血液検査だけでは分かりません。

しかし、早期に病気を発見しやすい、検査にともなう負担が小さい、というようなメリットが血液検査にはあるそうです。

しかも、血液検査にあらわれる項目の多くは、検査結果が良くなかった場合でも生活改善などによってコントロールしやすいものなのだといいます。

「血液検査でチェックする基本的な項目は、中性脂肪やコレステロールなどの脂質、血糖、肝機能などですが、これらは食生活や生活習慣を見直すことで改善することが可能です。

そして、こういった数値が改善すれば、結果的に様々な臓器で起こる病気を防ぐことになります。

健康に暮らすためには、血液検査によって、血液の状態を知っておくことは大事だと思います」40歳以下の人なら年1回、40歳以上の人は半年に1回、健康診断で血液検査を受けること。

これが奈良先生が推奨する健康診断の頻度です。どんなに忙しくても、これだけはきちんと守りましょう!
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