あなたの健康はお金で買えますか・・・? 「マスク頭痛・メガネ頭痛」に効果絶大…! 頭痛の根本原因「3つの筋肉」のほぐし方
fc2ブログ

「マスク頭痛・メガネ頭痛」に効果絶大…! 頭痛の根本原因「3つの筋肉」のほぐし方

こころを乱す身体の「痛み」

身体のどこかに痛みを抱えている状態ほど、不快でこころを乱されることはない。どうしても痛みが気になってつらい、気分が落ち込む…。ここではそうした痛みを和らげ、消すことができる8つのメソッドを、体の部位別に紹介していこう。

まずは頭痛だ。日本における頭痛研究の第一人者である東京頭痛クリニック理事長の丹羽潔氏が解説する。

「もともと偏頭痛をお持ちの方は別として、50代より上の多くの人が悩んでいるのは、『緊張型頭痛』と呼ばれるものです。たとえば、長時間ずっとテレビを見たりスマートフォンをいじったりしていると、首が必要以上に前にせり出し、それを支える周りの筋肉が凝り固まってしまう。一種の現代病ともいえる頭痛です」

3つの筋肉の凝り

丹羽氏によれば、緊張型頭痛を引き起こすのは、主に胸鎖乳突筋、僧帽筋、三角筋という3つの筋肉の凝りだという。

「緊張型頭痛を指して、よく『肩凝り頭痛』と言うのですが、実際には9割以上は首凝り、すなわち胸鎖乳突筋が凝り固まっていることで引き起こされます」(丹羽氏)

胸鎖乳突筋は、耳たぶの後ろにある骨の出っ張りから首の根元まで続いている筋肉だ。

「人間の頭は女性でも5kgほど、男性の場合は6〜7kgほどの重さがある。胸鎖乳突筋は常時それだけの重さを支えているので、凝り固まるのも無理はない。(1)頭痛を感じたら風呂上がりなどに胸鎖乳突筋を指でグイグイとほぐすのがいいでしょう。力の弱い方の場合、マッサージ棒などを使っても構いません」(丹羽氏)

© 現代ビジネス

一方、首から肩に連なる僧帽筋と三角筋は(2)大きく肩を回したり、胸を反らしたりして伸ばすと頭痛の解消につながる。

ちなみに、長引くコロナ禍でマスクを着け続けることで起こる「マスク頭痛」の場合は、別の筋肉をほぐす必要がある。

「メガネ頭痛」を治すほぐし方

「メガネによる頭痛も同じなのですが、耳たぶの上、頭の横にある側頭筋に負担がかかると頭痛につながりやすい」(丹羽氏)

こうした(3)側頭筋の凝りによる頭痛は人差し指、中指、薬指の3本を側頭筋に当て、円を描くように刺激を加えると痛みが和らぐ。

頭痛の原因になっている筋肉をほぐすことは、いずれも肩痛や首痛にも有効なため、積極的に試してみよう。

次に、膝の痛みを消す場合は、ツボをピンポイントに突いたり温めたりする鍼灸が有効だ。

とはいえ、普通の人が患部に効くツボをピンポイントで刺激することは非常に難しい。

そこで家でもツボを簡単に刺激灸できるよう鍼灸師・若林理砂氏が開発したのが、ペットボトル温灸とつまようじ鍼だ。

家でも簡単「ペットボトル温灸」

「お灸一個、鍼一本で正確にツボを刺激するのは無理でも、面積の広いペットボトルや、それなりの本数をまとめたつまようじを使えば、技術がない人でもある程度ツボに当てることができます」

まず、ペットボトル温灸から説明しよう。コンビニなどで売られている耐熱のペットボトルを用意し、水と熱湯を1対2の割合で注ぐ。

「患部やツボに当てて、『アチッ』と感じたら離すという動作を3~4回繰り返すと、痛みが徐々に和らいでいく。つまようじ鍼のほうは、つまようじを20本ほど用意し、先が揃うようにして輪ゴムでしっかりと束ねる。これで、ツボに当てては離すのを繰り返します。力の目安は皮膚上に跡がポツポツ残り、少し赤くなるくらいがいいでしょう」(若林氏)

まずは、膝痛に効くツボを2つ紹介しよう。

「環跳」と「失眠」

膝は、直接刺激を加えても痛みがひかない場合が多い。それは、原因が膝そのものよりも股関節などの不調によるケースが多いからだ。

その場合、股関節のツボである(4)「環跳」をペットボトル温灸で温めると膝の痛みの解消になる。

「腰を落とすと、股関節に筋が浮きますが、その外側にあるのが環跳です。股関節に不調を抱えている人の場合、ここを刺激すると自然と膝の痛みも和らぐ場合が多い。一方、(5)膝のむくみからくる膝痛の場合は、足の裏にある『失眠』というツボを温めるといいでしょう。床に寝かせたペットボトル温灸をかかとで直接踏むようにして温めます」(若林氏)

© 現代ビジネス

次に、腰痛の消し方を紹介しよう。ここでは、前章で扱った慢性的なものとは別に、ぎっくり腰のような急性の腰痛に対応する方法だ。

急な腰痛に対応するには

「おへそから地面と平行に指を動かし、身体の側部とぶつかるところに(6)『帯脈』というツボがあります。ここが、急性の腰痛に特別効くツボとされている。ここに、他の部分より強めに、『イテテ』と感じるぐらい、つまようじ鍼を押し込む。これを、3回ほど繰り返してください。痛みのあまり動けなかった人が動けるようになるくらい効き目があります」(若林氏)

前章でも解説したように、人間が痛みを感じるのは脳の働きによるところが大きい。そのため、脳の調子を整えることも腰痛の解消につながる。

「たとえば、身体にまったく異常がない場合でも、脳の痛みを判断する部分に乱れが生じると、なぜか痛みを感じてしまう場合があります。このように脳がエラーを起こした際に有効なのが、呼吸を整えることです」(フェリシティークリニック名古屋院長・河合隆志氏)

河合氏が推奨する(7)つらい腰痛を和らげる方法が、「酸素たっぷり呼吸法」だ。

「10秒 4秒 8秒」を2~3セット

「背筋を伸ばして椅子に座り、10秒ほど時間をかけて鼻からたっぷり息を吸う。その後、4秒ほど息を止め、8秒かけて鼻からゆっくりと息を吐く。吸う過程で交感神経の働きが穏やかになり、息を止めている間に副交感神経が活性化されて脳が落ち着き、腰の痛みが軽減されます。2~3セット繰り返すといい」(河合氏)

首の可動域が狭まる首痛や五十肩などの肩痛を和らげたい場合は、上半身の大元である胸部をほぐすことが有効だ。

とつか西口整形外科の理学療法士・大木麻衣氏は「基本的に痛みがひどい場合は病院にかかってほしい」と前置きした上で、「(8)つらい首痛や肩痛には胸郭を動かすストレッチが効く」と語る。

「胸郭は内臓を囲っている胸椎や肋骨などの骨から成り、人間の胸部を形作ります。人間は長く座わりっぱなしでいるうちに猫背になり、自然と胸郭の周りが凝り固まる。すると、肩も上がりにくくなり、首にも痛みが走る。上半身の土台である胸郭を動かしてあげることは、あらゆる部分にいい影響を与えます」(大木氏)

では、首や肩の痛みを解消するための胸郭を開くストレッチのやり方を説明しよう。

2週間で首や肩が楽になる

まず、46ページの図のように横向きに寝そべり、膝を曲げる。次に、下の手で膝を上から押さえて動かないようにし、上の手は腰の下あたりに置く。

この姿勢のまま腰を捻って、胸をゆっくりと開いていき、止まったところで深呼吸をする。そして、ゆっくりと戻す。これを左右で10回ずつ行おう。

「毎日少しずつ、2週間ほど続けると、首や肩が楽になった実感が得られると思います」(大木氏)

© 現代ビジネス

突然の痛みを和らげるメソッドを知っているだけで、日々の生活がだいぶ楽になるはずだ。

『週刊現代』2022年6月4日号より

関連記事
おススメサイト!
最新記事
スポンサーリンク
★★互助会推薦★★
QRコード
QR
カテゴリ
ランキング
ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ