あなたの健康はお金で買えますか・・・? 虫歯はチーズで予防できる!WHO報告書で「エビデンスはほぼ確実」
fc2ブログ

虫歯はチーズで予防できる!WHO報告書で「エビデンスはほぼ確実」

「WHOのテクニカルリポートという報告書によると、虫歯リスクに関する科学的根拠を『確実』から『根拠不十分』まで4段階に分けた中で、リスク軽減の効果が『確実』とされる物質はフッ化物。そして、これに次いで効果が『ほぼ確実』とされたのがハードチーズでした」

フッ化物は、歯科医院などで虫歯予防のために歯に塗布されるもの。「ほぼ確実」には、キシリトール配合ガムに代表されるシュガーレスガムも入っていたが、チーズはそれより上の位置付けだ。また、虫歯予防効果で知られる甘味料キシリトールは、「ほぼ確実」の次のレベルである「可能性あり」だった。新鮮果実は、虫歯リスク軽減に関しては「根拠不十分」。

では、なぜチーズは虫歯予防に役立つのか? それに触れる前に、まず虫歯が生じる過程から説明しよう。食事をすると、虫歯の原因菌が食事の糖分を分解して酸を作り出し、歯のカルシウムイオンやリン酸イオンを溶かしていく。これを「脱灰」と呼ぶ。

糖分がなくなると脱灰が停止。次に起こるのが「再石灰化」だ。唾液の中に含まれるカルシウムイオンやリン酸イオンが溶けた部分を修復する。脱灰と再石灰化がスムーズに行われていれば問題ないが、糖類の摂取が多かったり、間食を頻繁に行ったりすると、脱灰が続いて歯に穴が開き、虫歯に至る。

「チーズは、再石灰化を促す働きがあります。チーズを噛むとその刺激で唾液成分が倍増し、カルシウムイオンやリン酸イオンによる修復が進みます。また、唾液には食事で酸性に傾いた口の中を中性に戻す緩衝能があり、虫歯を起こしにくくします。そしてこの緩衝能は、チーズにも備わっています」

■ハードタイプがよりおすすめ

さらにチーズは、原料である生乳から水分を抜いて作られるため、生乳より栄養素が大幅に凝縮されている。結果、生乳にもともと多いカルシウム量がより増え、生乳の3~10倍、リン酸は2~8倍ほど。

「これほど多いカルシウムやリン酸が、チーズを食べることでイオンとなって口の中に拡散され、再石灰化が“強固”に行われるのです。カルシウムが多い食品はほかにもありますが、カルシウムとリン酸の結合が緩くないとイオンが放出されない。そして、カルシウムの含有量が多く、かつチーズほどカルシウムとリン酸の結合が緩い食品は、そうありません」

チーズの中でも特に、チェダー、パルメザン、エメンタール、ゴーダといったハードチーズやセミハードチーズが、カルシウムとリン酸の量が非常に多い。しかしチーズなら種類を気にせず、なんでもOKとのこと。

チーズの虫歯予防に関する研究は数多い。たとえば、毎日2回、4週間ショ糖液を含み虫歯になりやすくした状況で、チーズ14グラムを噛んだ群とそうでない群で比較すると、噛んだ群で再石灰化が有意に促進された。10%ショ糖液洗口とチーズ摂取を組み合わせた研究では、ショ糖液洗口だけでは歯垢pHが脱灰を誘発するレベル4.3まで低下したのに対し、チーズを食べた後にショ糖液洗口をすると虫歯を誘発しないレベル6.5で止まった。

「虫歯予防のためにチーズを食べるなら、食事の最後が望ましいです」

何らかの食品と一緒にチーズを食べても、チーズの働きは阻害されない。もちろんお酒もOK。むしろお酒はほとんどが酸性なので、中性に戻す作用に優れるチーズと食べることが推奨される。飲んで歯磨きせずにバタンキューも、チーズをつまみにしていたなら許されるかも。

関連記事
おススメサイト!
最新記事
スポンサーリンク
★★互助会推薦★★
QRコード
QR
カテゴリ
ランキング
ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ